平成26年4月1日をもって消費税が8%に上がりましたが、上がった直後からTVでは便乗値上げ云々という言葉がちらほら。 消費税upに賛成しておきながら、便乗値上げなどほぼ存在しないのにあおるTV局。本当に頭にきます!
少し例を挙げて文句を言っておきます。

例えば牛肉。
牛肉の流通は、間違えているかもしれませんが、
牧場 → せり市場 → 解体・精肉業者 → 卸売市場
→ お肉屋さん → 消費者
の順だとします。牧場から消費者に届くまでに各業者が全く利益を取らずに販売した場合を以下の表に示します。


業者名/消費税
0%
5%
8%
牧場
100円
105円
108円
せり市場
100円
110円
117円
解体・精肉業者
100円
116円
126円
卸売市場
100円
122円
136円
お肉屋さん
100円
128円
147円

表を見てお分かりのように業者の数だけ消費税がかかります。
仲介業者の消費税が全て価格に転嫁されるのです。
それを肉屋だけを見て ”それでは町の様子をご覧下さい!今まで128円だったものが147円に値上がりしています!
本来なら128÷1.05×1.08=132円のはずなのに、15円も上乗せされています!便乗値上げです!”などとTVでやる。
本当に頭にきます!”その15円も税金です!”と言いたい。
輸送費・光熱費・家賃・広告費・人件費など、全ての経費が価格に転嫁されるわけですから、 便乗値上げなどと言われてはやってられません!


それにしても100円の牛肉が口に入るまでに47円も税金で値上がりするなんて!
47%の消費税なら、外国産牛肉にかけられている関税の方が安い!
これじゃあ国内の業者を守るどころか………なのにTPP???


とは言え、決まったことは仕方ありません。
僕らが民主党を選んだことがいけないんです。
松尾歯科医院は価格の改定を行いません。
消費税up分だけ頂戴します。
つまり実質値下げです!

お騒がせしました。間違ってたらこっそり教えて下さい。



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